「埼玉県森林(もり)づくり協定」に基づく植林地にて下草刈りを実施
2024年06月11日
~沖電気工業株式会社本庄工場「H1棟」で使用した杉を再び山に還元する取り組み~
大成建設株式会社(社長:相川善郎)及び、大成建設グループ企業で木質建築に強みを持つ株式会社佐藤秀(社長:村野忠男)は、2024年6月8日に、秩父郡皆野町の山林で植林地の下草刈りの作業を行いました。この植林地は、2023年2月2日に埼玉県、株式会社ウッディーコイケと大成建設が締結した「埼玉県森林(もり)づくり協定」※1に基づき、2023年6月に大成建設他が木材伐採跡地に植林を実施したものです。大成建設及び佐藤秀は協定に基づき、木造建築と地産地消をコンセプトに大成建設が設計・施工した沖電気工業株式会社本庄工場「H1棟」に使用した秩父杉の伐採地において森林整備活動を行い、地域の活性化と気候変動によるリスク軽減を積極的に推進してまいります。
当日は大成建設及び佐藤秀の社員30名が植林地に集まり、ウッディーコイケの指導を受けながら下草刈りを行いました。今回の山林整備にあたっては、埼玉県と沖電気工業※2グループの社員47名も参加し、4者による共同で実施しました。自治体、発注者、施工会社、森林業者の4者が連携し、1つの伐採地で「切って、使って、植えて、育てる」という森林の循環モデルを形成している、全国でも稀な取り組みとなっています。
※1
埼玉県森林(もり)づくり協定:
・埼玉県民共有の財産である森林を守り育てるため、森林づくり活動を行う
・企業や団体、活動場所を提供する市町村等及び活動を支援する県の三者が協定を結び、協力して森林づくりを行うもので、現在までに58社が協定を結んでいる
※2
沖電気工業は埼玉県、ウッディーコイケと三者で「埼玉県森林づくり」協定を締結している