マテリアリティ

※このページは、2024年5月13日に公開した「【TAISEI VISION 2030】達成計画・中期経営計画(2024-2026)」に掲載された情報です。2024年秋頃に本WEBサイトを全面的に改訂する予定です。

大成建設グループのマテリアリティ

2024年5月に【TAISEI VISION 2030】達成計画及び中期経営計画(2024-2026)の策定に合わせて、事業活動を行うにあたっての基本姿勢としてマテリアリティを中長期の経営計画の上位概念に位置づけるとともに、最新のサステナビリティ課題を踏まえ、「環境・社会(ステークホルダー)が企業活動・企業財務に及ぼす影響(リスクと機会)」と「企業活動が環境・社会に及ぼす影響(リスクと機会)」の2つの側面から検討の上、見直しました。

<マテリアリティの特定プロセス>
マテリアリティの特定は、以下のプロセスで行いました。

  • 1)経営企画部門とサステナビリティ部門に社外専門家を加えたワーキンググループにより、SDGsやSASB業種別マテリアリティマップ等から482項目のサステナビリティ課題を抽出し、類似項目を123項目に集約
  • 2)ワーキンググループにより、自社及び社会にとってのリスクと機会の観点から、当社グループに重要となりうる検討課題を15項目に絞り込み
  • 3)経営者インタビュー、グループ社員へのアンケート、当社の基幹取引先へのアンケート、企業風土改革ワーキンググループの意見等の結果を踏まえ、全課題を包含するマテリアリティとして、以下の5項目を特定しました。
  • 4)経営会議における事前審議の上、取締役会において審議・決定
    特定した各マテリアリティについては、【TAISEI VISION 2030】達成計画の施策に織り込んだ上で、中期経営計画(2024-2026)においてKPIを定め、事業戦略と一体化して取り組んでおります。
  • 1. 豊かな暮らしを実現する新たな価値の共創
  • 2. 持続可能な環境配慮型社会の実現
  • 3. 一人ひとりがいきいきと活躍できる社会・職場環境の実現
  • 4. ものづくりへの矜持 ~安全・品質・技術~
  • 5. 信頼を支える公正な企業活動 ~コンプライアンス・ガバナンス~

KPI

各マテリアリティに関するKPIは、関連ページの「【TAISEI VISION 2030】達成計画・中期経営計画(2024-2026)」に記載のとおりです。

このうち、建設工事作業所の「4週8閉所実施率」については、2024年5月の見直し以前のKPIとしても設定しており、2023年度100%実施という高い目標を掲げて取り組みを進めてきましたが、大幅な未達となりました。かかる状況ではありますが、長時間労働の是正と休日の確保は当社グループのみならず、サプライチェーンを含む建設業界全体の喫緊の課題であり、4週8閉所の実施は、最も有効な対策のひとつであると認識しています。
今後も引き続き、100%実施という目標を掲げ、サプライチェーンと協働して生産性の向上及び機械化・自動化を含めた効率的な施工に努め、業界団体と連携してお客様にご理解をいただきながら、その達成に努めていきます。

マテリアリティと中期経営計画の取り組み

中期経営計画重点施策により、リスクを予防・低減するとともに、事業機会につなげています。各マテリアリティに関する「リスクと機会」については、2024年秋頃に記載する予定です。

サステナビリティ

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