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大成建設グループのサステナビリティ
サステナビリティの取り組み
大成建設は、1990年に「人がいきいきとする環境を創造する」という理念を掲げ、「人」と「環境」を大切にしながら、人々の日々の暮らしを支える社会資本づくりを担ってきました。「サステナビリティ」の考え方が社会に浸透した今、「人」と「環境」の重要性はますます高まっています。私たちは、これからもグループ理念に基づき、価値創造と事業を通じたお客様と社会のサステナビリティ課題解決=これからの、「地図に残る仕事。®」に取り組み、持続的成長と企業価値の向上を図っていきます。
サステナビリティ基本方針
建設業を中核とした事業を通じて サステナビリティ課題の解決を図るという サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX) を実現し、 人々が豊かで文化的に暮らせる レジリエントな社会づくりに貢献する |
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グループ理念及び大成スピリットに基づき、「サステナビリティ基本方針」を定めています。同方針において、サステナビリティ課題のうち特に重要なものをマテリアリティとして特定しています。
マテリアリティに対する重点施策や具体策、KPIについては、【TAISEI VISION 2030】達成計画と中期経営計画(2024-2026)に反映し、取締役会で定期的に進捗状況、達成度のモニタリングをしています。
ガバナンス
当社グループでは、サステナビリティ推進に関して取締役会が十分に監督し、グループ全体のサステナビリティ経営の強化を図るために、取締役会委員会として「サステナビリティ委員会」を設けています。同委員会は、社外取締役を委員長とし、サステナビリティ関連の重要事項を審議のうえ取締役会に報告しています。
また、執行サイドにおいては、経営会議のもとに、サステナビリティ推進委員会をはじめとする各業務委員会を設置し、サステナビリティ関連の個別課題についてタイムリーかつ十分な議論に努めています。
業務執行については、サステナビリティ総本部長を最高サステナビリティ責任者(CSuO)に任命し、サステナビリティ総本部が各部門と連携して、事業を通じてサステナビリティ課題解決を図るための活動を推進しています。
サステナビリティ経営推進体制図
サステナビリティ委員会及び各種委員会の活動
サステナビリティ委員会
2023年度はサステナビリティ委員会を3回開催しました(書面開催を含む)。主な審議内容は下記の通りです。
開催年月 | 主な審議内容 |
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2023年8月 |
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2024年1月 |
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2024年2月 |
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委員会メンバー
(2024年6月20日)
委員長 | 社外取締役 |
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委員 | 社内取締役 3名 社外取締役 1名 |
オブザーバー | 社外監査役、サステナビリティ総本部長、 サステナビリティ経営推進本部長 |
事務局 | サステナビリティ経営推進本部サステナビリティ企画部 |
各種委員会
サステナビリティ、企業倫理、技術戦略などの重要な事項については、個別委員会にて方針・戦略などを策定し、それぞれの取り組みを推進しています。サステナビリティに関連する各種委員会の概要は以下のとおりです。
名称 | 目的 | 委員長 | 開催頻度 (2023年度) |
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〈取締役会委員会〉 | |||
サステナビリティ 委員会 |
当社及び当社グループ全体のサステナビリティ業務の強化・推進 | 社外取締役 | 3回/年* |
〈経営会議〉 | 取締役会付議事項の事前審議及び取締役会から委託された業務執行の決定 | 議長:社長 | 1回/週 |
〈特別委員会〉 | |||
コンプライアンス 委員会 |
コンプライアンス推進状況の報告を受け、法令等遵守体制の課題の指摘、法令等違反行為の再発防止策を含む体制強化のための方策の提言を実施 | 社外有識者 (弁護士) |
3回/年 |
〈業務委員会〉 | |||
技術委員会 | 革新的な技術開発を推進するために、諸施策の検討・立案及び実施状況のフォロー等を実施 | 社長 | 8回/年 |
中央安全委員会 | 会社の安全管理・環境事故防止及び専門工事業者の安全・衛生・環境管理についての指導に関する事項の審議、推進 | 安全本部長 | 5回/年 |
サステナビリティ 推進委員会 |
重要な環境・社会課題を審議し、サステナビリティ経営への取り組みに関する情報の共有、経営会議への提言を実施 | 社長 | 3回/年 |
リスクマネジメント 委員会 |
全社的に重要なリスクの選定、審議ならびにそれらのリスクマネジメント実施状況の確認 | 管理本部長 (CRO) |
1回/年 |
中央労務委員会 | 専門工事業者の労務問題に関する会社の基本方針等の審議及び各諸施策の推進 | 社長 | 1回/年 |
デジタルトランス フォーメーション (DX)推進委員会 |
DX推進のための施策の検討・立案及び実施状況のフォロー等の実施 | 社長室長 (CDO) |
9回/年 |
人事委員会 | 人事諸施策に関する審議及び実施状況フォロー、モニタリング等の実施 | 副社長 | 17回/年 |
- *サステナビリティ委員会は書面開催を含む
戦略
【TAISEI VISION 2030】の策定にあたり、中長期的な外部環境・構造変化の一つとしてサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を挙げており、その取り組みの重要性がますます高まってきていると認識しています。
そのような状況のもと、サステナビリティ推進に向けた戦略として、【TAISEI VISION 2030】達成計画のうち「経営の基本方針」に人的資本、技術に関する事項を、「事業基盤の整備方針」にサステナビリティ戦略、安全、品質に関する事項を定めて、グループ全体で取り組みを進めています。
リスク管理
全社的リスクマネジメントにおいて、サステナビリティ関連のリスク対応を含め、リスクマネジメント体制を整備しています。
人権・環境デュー・ディリジェンス
当社グループでは、人権・環境に関して、それぞれデュー・ディリジェンスの仕組みを構築し、継続的に実施することにより、サプライチェーン全体で当社グループの事業が人権及び環境に与える負の影響の最小化を図っています。
指標と目標
マテリアリティに関するKPIに加えて、環境目標や人的資本に関する指標を定めて取り組みを進めています。
主なステークホルダー
ステークホルダーとの対話
大成建設グループは、ESGやSDGsの考え方を踏まえ、多くのステークホルダーに支えられていることを十分に認識した上で、自らが担う社会的な責任を果たし、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めることを、ステークホルダーに対する基本的な考え方としています。
その実現のためには、ステークホルダーとの対話による気づきを経営に活かすことが重要であると考えており、様々な取り組みを実施しています。
ステークホルダー | 行動指針等 | 主な取り組み |
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社員・家族 |
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お客様 |
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協力会社・取引先 |
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地域社会・NPO・NGO・地球環境 |
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株主・投資家 |
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