イニシアチブへの参画

イニシアチブへの参画

大成建設グループは、グローバル規模の社会課題の解決には、様々な主体が連携して、能動的に取り組むことが重要と考えており、国内外のさまざまなイニシアチブに参画しています。

全般

国連グローバル・コンパクト 国連グローバル・コンパクトは、各企業・団体が社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための自発的な取り組みです。大成建設グループは、2018年4月に国連グローバル・コンパクトの日本でのローカルネットワークである国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)に参加し、 人権、労働、環境、腐敗防止の4分野10原則の普及・実践に努めていくことをコミットしています。
また、GCNJの分科会に継続して参加し、他の会員企業・団体と協働してサステナブルな社会の実現に向けて活動しています。
  • 人権デューディリジェンス(HRDD)分科会(2020年度~)
  • レポーティング研究分科会(2019年度~)
  • サプライチェーン分科会(2021年度~)
  • 環境経営分科会(2023年度~)
  • CSV分科会(2023年度~)
持続可能な開発目標(SDGs) 「国連持続可能な開発サミット」において、人間、地球および繁栄のための行動計画として採択された17の目標と169のターゲットの達成に貢献するため、大成建設グループは様々な取り組みを推進しています。
(一社)日本経済団体連合会(経団連) 大成建設は、会員企業として、「企業行動憲章」の内容を尊重し、同会が目指す「サステイナブルな資本主義」の確立を目指した活動を実施するとともに、以下の委員会等に参画しています。
  • サプライチェーン委員会
  • スタートアップ委員会
  • 資源・エネルギー対策委員会
  • 環境委員会
  • 企業行動・SDGs委員会
  • ダイバーシティ推進委員会
  • 危機管理・社会基盤強化委員会
  • 開発協力推進委員会
企業市民協議会(CBCC) 大成建設は、日本企業が海外進出先のコミュニティから、良き企業市民として受け入れられるための活動を支援する企業市民協議会(Council for Better Corporate Citizenship)の会員企業として、CSR・サステナビリティ普及啓発活動に参加しています。
(一社)日本建設業連合会 大成建設は、建設業に関わる諸制度をはじめ、建設産業における内外の諸課題の解決に取り組む日本建設業連合会の活動に賛同し、会員企業として各種委員会に参加しています。
ESG情報開示研究会 大成建設は、企業のESG情報開示の在り方を研究するESG情報開示研究会に2022年8月より入会しており、適切なESG情報開示による企業価値向上・持続的成長に向けて取り組んでいます。
企業と社会フォーラム(JFBS) 大成建設は、企業と社会の関係、持続可能な発展における諸課題について、国内外の学界、産業界、行政、労働界、消費者団体、NPO・NGOが幅広く連携し理論と現場と政策をつなぐ場である企業と社会フォーラム(JFBS)に参加し、年次大会等で得られた知見をサステナビリティ活動の推進に役立てています。

環境

CDP/CDPジャパンクラブ

CDP
CDPは、環境影響に関するグローバルな情報公開システムを運営する英国の国際環境非営利団体です。主要国の時価総額上位企業に対して、気候変動・森林・水に対するインパクト等の情報開示を要求し、その回答に基づく評価スコアを公開しており、多くの機関投資家が参照しています。

CDPジャパンクラブ
大成建設はCDP Worldwide Japanが主催するCDPジャパンクラブのメンバーとして、環境課題への取り組みや情報開示についての意見交換などを実施して、取組強化や適切な環境情報開示を行っています。

SBTi(Science Based Targets Initiatives) SBT(Science Based Targets)は、パリ協定への貢献(産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑える)を企業に求めており、大成建設の「TAISEI Green Target 2050」のマイルストーンとなる2030年の2つのCO2排出削減目標が、SBTに認定されています。
TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)・TCFDコンソーシアム 大成建設は、2020年7月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に賛同するとともに、その議論の場であるTCFDコンソーシアムの会員企業として、TCFD最終報告に基づく開示フレームワークに則った情報開示をしています。
TNFD(Task Force on Nature-related Financial Disclosures)・TNFDフォーラム 大成建設は、2022年7月にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)の理念に賛同し、TNFDフォーラムへ参画しています。自然資本および生物多様性にかかるリスクや機会の適切な評価および開示の枠組みの構築を進め、社会全体のサステナビリティの実現やレジリエンスの向上に積極的に貢献していきます。
GXリーグ 大成建設は、2023年度より、経済産業省が設置した「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ」に参画しています。日本企業のGXへの努力や投資が正当に評価される仕組みづくりや、日本から世界に向けたカーボンニュートラル関連市場の創造に貢献していきます。
チャレンジ・ゼロ(チャレンジ ネット・
ゼロカーボン イノベーション)
大成建設は、(一社)日本経済団体連合会が発足した「チャレンジ・ゼロ(チャレンジ ネット・ゼロカーボン イノベーション)」宣言に賛同しています。「脱炭素社会」の実現に向け、イノベーションの具体的な取り組みを公開するとともに、ネット・ゼロエミッション技術の開発により、社会課題の解決実現を目指していきます。
循環経済パートナーシップ(J4CE) 大成建設は、2021年5月より、環境省、経済産業省及び(一社)日本経済団体連合会が設立した「脱炭素・分散型社会・サーキュラーエコノミー」に関するプラットフォームである「循環経済パートナーシップ(J4CE: Japan for Circular Economy)」に加盟しています。サーキュラーエコノミー実現に向けた当社の取り組みを公開し、企業や業界の枠を超えたオープンイノベーションを推進し、循環型社会の実現を目指していきます。
サーキュラーパートナーズ 大成建設は、2023年12月より、経済産業省が主導するサーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ「サーキュラーパートナーズ」に参画しています。「ライフサイクル全体での関係主体の連携による取り組みの拡張」、「サーキュラーエコノミーに野心的・先進的に取り組む、国、自治体、大学、企業・業界団体、関係機関・関係団体等の関係主体における有機的な連携」に積極的に取り組み、サーキュラーエコノミーへの移行を推進していきます。
生物多様性宣言イニシアチブ(JBIB) 大成建設は、2023年3月より、(一社)企業と生物多様性イニシアチブ (JBIB:Japan Business Initiative for Biodiversity)の会員企業として、「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」や「いきもの共生事業推進協議会(ABINC)」の情報共有や会員企業とのコミュニケーション等を通じて、生物多様性保全に対する取り組みを推進しています。
生物多様性民間参画
パートナーシップ
大成建設は、環境省が立ち上げた「生物多様性民間参画パートナーシップ」に会員企業として参加しており、NPO・NGOや研究機関等の国内外の関係組織との連携の下、事業者の生物多様性保全についても推進しています。
経団連生物多様性宣言イニシアチブ ほか 大成建設は、2010年に「経団連生物多様性宣言・行動指針」への賛同を表明し活動事例の情報共有等により、生物多様性保全に対する取り組みを推進しています。
生物多様性のための
30by30アライアンス
大成建設は、環境省が設立した「生物多様性のための30by30アライアンス」(2030年までに陸と海の30%以上を効果的に保全しようとする目標)に参加しています。当社の持つ自然共生技術および環境保全技術の開発と活用により生物多様性保全地域の拡大支援・管理支援に貢献していきます。
エコ・ファーストの約束
「エコ・ファースト協議会」への参加
大成建設は、2012年5月に環境大臣と「エコ・ファーストの約束」を交わし「エコ・ファースト企業」の認定を受け、約束の確実な実行を進めています。
また「エコ・ファースト企業」54社(2023年3月現在)が加入する「エコ・ファースト推進協議会」に幹事として参加し、環境課題の解決に向けて、環境省や他の企業との連携を強化しています。
プラスチック・スマート 大成建設は、世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けた自治体・企業・NGO等によるキャンペーンである「環境省プラスチック・スマート」に賛同し、取り組みを推進しています。
Water Project 大成建設は、2015年から、「水循環基本法」に基づく「環境省ウォータープロジェクト」に参画しており、健全な水循環の維持・回復に向けた取り組みを推進しています。
建設業の環境自主行動計画
((一社)日本建設業連合会)
大成建設は、(一社)日本建設業連合会の「環境自主行動計画」に参画し、省エネルギーを推進し、CO2排出を抑制する活動を継続して取り組んでいます。

社会

人的資本経営コンソーシアム 大成建設は、経済産業省及び金融庁をオブザーバーとして設立された「人的資本経営コンソーシアム」に参画しており、活動を通じて、「人的資本経営」の知見を深め、中長期的な企業価値向上につなげています。
Myじんけん宣言 大成建設は、2021年7月に、法務省の「Myじんけん宣言」プロジェクトの趣旨に賛同し、誰もが人権を尊重し合う社会の実現を目指し、人権を尊重する行動をとることを宣言する「Myじんけん宣言」に参加を表明しました。
The Valuable 500 大成建設は、2019年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で発足した障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアチブであるThe Valuable 500に、2021年5月に加盟しました。
日本知的財産協会 大成建設は、会員企業として、研修等への参加を通じて、知的財産に関する諸制度の適正な活用及び改善や、会員相互の研鑽や情報交流などを行っています。
建設RXコンソーシアム 大成建設は、施工関連技術のロボット・IoTアプリ等に関する研究開発を共同で行い、建設業界全体の生産性および魅力向上の推進を目的に発足した建設RXコンソーシアムの趣旨に賛同し、2023年8月より正会員として、建設業界の諸課題解決に取り組んでいます。
EcoVadis 大成建設は、2019年より、企業の環境・社会といったサステナビリティ・パフォーマンスを独自のプラットフォームにより評価するEcoVadisに、サプライヤー登録と情報開示を行っています。
Sedex 大成建設は、2023年10月より、サプライチェーン間で企業の社会・環境面の事業慣行に関する情報を共有できるプラットフォームを提供するSedexに、サプライヤー登録と情報開示を行っています。

サステナビリティ

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