ネイチャーポジティブ
に関する当社の取組み

日本には奥山や里山から海に至るまで、多様な自然環境があり、これらは地域ごとに異なるアイデンティティを生み出す基盤となっています。大成建設では、さまざまな環境を対象にネイチャーポジティブの実現と深化を目指した取り組みを行っています。地域の特徴に合わせた自然環境の保全・創出に向けた提案を通じて、地域の自然環境に関する課題解決をサポートします。

• 静岡県静岡市での取組み

  ＜奥山＞

  • 鹿柵設置/社員研修など

  

• 山梨県小菅村での取組み

  ＜里山＞

  • 社員研修/人工林の自然林化など

  

• 岡山県真庭市での取組み

  ＜里山＞

  • 草地の保全/湿地の保全など

  

• 北海道札幌市での取組み

  ＜都市＞

  • 生物モニタリング/自然観察会など

  

持続可能な森林の
資源利用と保全

大成建設は、将来にわたって森の恵みを享受できるよう、持続可能な木材利用を進める「つかう」、森林資源を再生する「つくる」、良質な森林を保全する「まもる」取組みを推進しています。

持続可能な地域価値向上
に向けた
｢地域共創型
まちづくりソリューション｣

• ｢シン・デジタルツイン｣高精度3D都市モデル
• ｢T-TwinVerse｣都市BIMと生成Alを活用したデジタルツインバース(次世代メタバース)
• ｢EnablingCity™ Walk!｣住民参加型ウェルビーイング探索活動
• ｢T-MetaJINRYU｣人流シミュレーションシステム｢T-MultiAgent JINRYU｣の解析結果に基づく災害体験メタバースシステム
• ｢モバイルインフィル®｣移動式滞留空間
• ｢T-iPowerRoad」無線給電道路

公共空間マネジメント
を通した地域価値向上

地域のステークホルダーとのまちづくり視点での共創活動を通して､地域課題の課題解決パートナーとして持続的な地域価値向上に貢献します｡地域の一員として､まちなか公共空間の回遊性､滞留性､快適性を向上させ､ウォーカブルなまちづくりを推進します。(全国対応)

（一社）Park Line推進協議会

《会員企業（2024年12月現在）》

• 大成建設株式会社（代表法人）
• パシフィックコンサルタンツ株式会社
  (代表法人)
• 株式会社JTB
• 株式会社みずほ銀行
• 大和リース株式会社
• 株式会社NTTアーバンソリューションズ総合研究所
• 東日本電信電話株式会社
• 株式会社ドコモ・バイクシェア

藻場再生の考え方

アマモ場やアラメ・カジメ場などの藻場は、幼稚魚の隠れ場所や餌場、また産卵場所であり重要な生物生育の場所です。現在、この藻場が減っていることから、各地で藻場を増やす取り組みが進められています。
当社は、アマモ場造成技術の活用や、各地の取り組み情報を共有することにより、地域に合わせた藻場造成活動を支援します。

ブルーカーボン･クレジット化

近年、藻場の新たな機能としてブルーカーボン生態系としての役割が着目されています。藻場の保全活動を継続・拡大するためのJブルークレジット制度がスタートしており、その活用により藻場造成活動のさらなる拡がりが期待されています。

+ZEER/ジール ｢ゼロ･
エネルギー･環境リゾート｣

自然環境との共生は､あらゆるフィールドにおいて､最優先に取り組むべき課題の一つです。
大成建設は、これまで蓄積してきたノウハウと技術力を最大限に生かし､グループの総合力により､人と人とを繋ぎ､周辺地域とのポジティブな共生関係を築いていきます。そして､豊かな自然環境を未来へと繋いでいくために､それぞれの個性を生かした提案を行い､｢地域の新たな価値の創造｣へとつなげていきます。

これら｢メビウスリンク｣によるそれぞれの取り組みは、すなわち｢カーボンニュートラル｣｢サーキュラーエコノミー｣｢ネイチャーポジティブ｣ に対する具体的なアクションとなり、地域社会の持統的な成長と地球の環境保持へと繁がります。また､この取り組みに携わる行政･企業･個人すべての活働を後押しし､チームとして連携することで、継続的で持続的な活動を支える仕組みをサポートします。

資源循環の考え方、
当社技術の特徴

大成建設は､事業活動や社会から発生する様々な副産物に新たな価値をプラスして資源の効率的･循環的な利用(3R＋Renewable)を実践することで､サーキュラーエコノミーの実現に貢献する。

陸上養殖を軸とした
地域資源循環型モデル

• “地域資源循環型の閉鎖型陸上養殖モデル”の先進事例の構築を検討中です。
• 業界トップを誇る水族館の施工実績を活用します。

アグリ分野での地域貢献

• バイオ技術屋緑化技術を活用し､農地の改良･再生技術を開発中です。
• 地域と連携した資源循環の取組を推進し､地域の課題解決へ貢献します。

伝統建築に関する、
当社技術の特徴

社寺は､地域の文化や歴史と密接に結びつく地域固有のアイデンティティといえます。
各々の伝統建築の特徴を生かし､様々なソリューションによって社寺の持続可能性を向上･実現し､地域の経済や観光産業の活性化に貢献してまいります。