デジタルトランスフォーメーション(DX)

方針・基本的な考え方

大成建設グループは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)により、生産システムを変革して飛躍的な生産性向上とコストダウンの実現、データドリブン経営による組織・プロセス・企業文化の変革と意思決定の迅速化、新たなサービスソリューションの創出による競争力の向上を目指しています。また、【TAISEI VISION 2030】達成計画において、「情報(デジタル技術とデータ)をスピーディーに活用することにより、当社グループの企業価値の向上を図る」ことを基本方針としています。

リスクと機会

リスク
  • 取り組みが不十分なことによる、生産システム変革・働き方改革等の停滞
  • 情報セキュリティ対策が不十分なことによる、ステークホルダーの重要情報・個人情報漏洩、ウイルス感染等によるシステムトラブルリスク
  • 上記に伴う競争力・ステークホルダーからの評価低下、受注機会の減少
機会
  • 技術開発の促進による「顧客の期待を超える付加価値の創造」及び「働き方改革の実現」
  • 上記に伴う競争優位性の確保・受注機会の増加、企業価値向上、ステークホルダーからの評価向上

ポリシー/コミットメント

  • グループ行動指針: 価値創造への挑戦、社会的責任の遂行
  • デジタルトランスフォーメーション(DX)方針
  • 【TAISEI VISION 2030】達成計画 経営の基本方針 技術開発

目標

【TAISEI VISION 2030】達成のための取り組み

基本方針:情報(デジタル技術とデータ)をスピーディーに活用することにより、当社グループの企業価値の向上を図る

  • 「デジタルツイン」、「AI」、「リモート技術」を2030年度を見据えたコア技術とし、全社を挙げて高度活用に向けたステップを確実に実施していきます。デジタル人財の育成については、全社デジタル教育機関である「DXアカデミー」を拡大し、人財の確保と育成に注力しています。

※BIMやIoT等のデジタル技術を活用して仮想空間に物理空間を再現し、リアルタイムに現実とデジタル世界を連携したシステム。これにより現実世界では実施困難な実験・完成予想・将来予測等がシミュレーションで可能となる

KPI

  • デジタル高度利用作業所数(累計)
    2026年度650作業所、2030年度全作業所

体制・システム

DXの推進体制

2020年に全社横断的な組織「DX推進委員会」を設置し、 DX推進のための施策の検討・立案や実施状況のフォロー等を行っています。また、【TAISEI VISION 2030】の実現に向けて、DXの取り組みを一層加速するため、2024年1月に「DX戦略部」を新設しました。同部では、全社横断的なDX戦略策定・推進、デジタルを活用した新規サービスの創出、デジタル人財戦略策定・推進を担い、事業部門に対してデジタル技術による解決策を提言し、協働して変革を実現していきます。

取り組み

DXの取り組みの詳細については、特設サイト:DXをご参照ください。